名付けないで。(BL)
「なんだよ!どこいくんだよ!」
俺の腕を掴みながら
無言で黒澤はただ前を走ってる。
急になに、こいつ…??!
そのまま連れてこられたのは
さっきいたとことそっくりの空き教室。
次は俺、なにされるわけっ……
黒澤は空き教室に付くなり、カギを
閉めて俺に手を伸ばした。
その手をもちろんバシッと払う。
「お前まで俺に乱暴するのかよ??」
あ、しまった!つい、、
「お前までって事はやっぱり」
また手を伸ばされて俺はその手を今度は
掴む。
「今日はやめて!ほんとやだ!」
こんなカラダ、誰にも見られたくない!
「なにもしねーから」
そう耳元で囁かれて
一瞬俺が黙った隙に黒澤は
俺のワイシャツのボタンを外した。
「あっ!!!」
「……やっぱりな。」
俺の肌の上に赤く浮かび上がる
キスマに黒澤は特に驚いてなかった。
そっからボタンを全部開けるまでは。
「なにこの数……」
「べつに。」
気持ち悪くて見たくないから
目を逸らしてると
ぎゅってなぜか黒澤が俺を抱き締める。
「え、なっ、なに」
「もしかして俺が付けたせい?」
……ん、まぁそういえばそうだけど
でも黒澤を攻める気にはなれない。
俺が黙ってると黒澤はまた口を開く。
「ごめん。」
「なんであやまんの?
つか離して?俺、汚ねーから。」
早くシャワー浴びたくて
仕方ないのに。
先輩の跡とかまだ中にある先輩の液とか
全て流したい。
……せっかく学校来たのに
水の泡。
柊には絶対この事言えないけど。
いっこうに離してくれない黒澤に
さすがにイライラしてくる。
なんなわけ?
友達でもないのに、なんで
「俺んちすぐそこだから。
シャワーしてく?」
「え、?」