名付けないで。(BL)
いい匂いで目を覚ます。
半目をパチパチしてると
俺の上には毛布がかけられてて
音がするほうに目を向けると
黒澤がキッチンに立ってた。
目が合って薄く笑う黒澤。
「おはよ。お腹空いたろ?」
「ごめん、寝てて…。うん!」
この匂いはチャーハンかな!
と、思った通り、目の前に置かれる
チャーハンとお茶。
今日、二連続で男の手料理。笑
黒澤がまた隣に座ると
俺はニコッと微笑んだ。
「うまそう!ありがとな!
あと毛布もありがとうーふわふわしてた」
「ううん、おかわりあるから」
初めは何考えてるか分かんないやつだったけど(今もか)とりあえずいい奴っぽい。
こうやって下心無しで気にかけてくれるって
やっぱり嬉しくて俺は夢中でチャーハンを口に
頬張った。