名付けないで。(BL)
柊の家に着いて、
部屋にあがる。
案の定、ベッドで寝ている柊がいた。
''「ごめんね、桃倉くん。
あの子ずっと寝てばかりで」
「いえ、気にしないでください!
ちょっと顔みたらすぐ帰るんで!
これ、御見舞です!」"
さっき柊のお母さんが言ってたとおり……
顔を覗くと頬が赤くて少し汗をかいてる。
しんどそー…
とりあえず顔みたし、帰るかなぁ
声かけれる状態じゃなさそうだし、、
俺は柊を見ながらそう思ってると
「もも。」
柊が瞼を開いた。
「ひ、柊、大丈夫??じゃないか。
しんどそうだな。」
柊は俺に返事をせずに
ただ俺の首あたりをボーッ見ている。
ほんとに大丈夫かな??
そしたら柊がゆっくり手を伸ばしてきて
俺の首筋を撫でた。
「…え??な、なに?」
柊は何も言わずに無表情で
そのまま手を滑らせて
黒澤に借りてるTシャツに手をかけた。