イケメン小説家は世を忍ぶ
最初はピシャリと言いつつも、最後は優しく言葉をかけると、結衣は大人しく俺に従った。
消毒して絆創膏を貼ると、結衣に毛布を渡す。
「これ被って寝ておけ」
「毛布……一枚しかないんですよね。私はケントのジャケットがあるし、あなたが使って下さい」
「俺は慣れてるんだ」
軍にいた時にサバイバル訓練を何度もしたから野宿には慣れていた。
毛布のない状態で夜を過ごしたこともあるし、アルミのシートがあれば問題なく寝れる。
「そんなわけにはいきません。殿下がお使い下さい」
……結衣の台詞にカチンとくる。
飛行機に乗っていた時もそうだったが、彼女は自分を犠牲にして俺を逃がそうとした。
そうされて……どんなにこっちが辛くなるかなんて……言っても理解できないだろうな。
消毒して絆創膏を貼ると、結衣に毛布を渡す。
「これ被って寝ておけ」
「毛布……一枚しかないんですよね。私はケントのジャケットがあるし、あなたが使って下さい」
「俺は慣れてるんだ」
軍にいた時にサバイバル訓練を何度もしたから野宿には慣れていた。
毛布のない状態で夜を過ごしたこともあるし、アルミのシートがあれば問題なく寝れる。
「そんなわけにはいきません。殿下がお使い下さい」
……結衣の台詞にカチンとくる。
飛行機に乗っていた時もそうだったが、彼女は自分を犠牲にして俺を逃がそうとした。
そうされて……どんなにこっちが辛くなるかなんて……言っても理解できないだろうな。