イケメン小説家は世を忍ぶ
ただの日本人なんだけど、一応ケントの知り合いだからだろうか?

だが、これで終わりじゃなかった。

アーロン将軍が私のところにやって来て恭しく跪く。

え?

何で?

私が驚いていると、アーロン将軍が私の左手を取り指輪にチュッと軽く口付けた。

手にキスされた〜!

目を丸くしていると、近くにいたケントがアーロン将軍の背中を蹴った。

「こら、勝手に触るんじゃない。あんた、油断も隙もないな」

「痛えなあ。いいじゃねえか、減るもんじゃなし」

アーロン将軍は悪びれた様子もなくポリポリと背中をかく。

「あんた、脱獄したって自覚はあるんだろうな?」
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