誰よりも遠い貴方…

胸キュン






それからはゲームをして一気の連続…
体は酒を受け付けないはずが
テンションの高さだけでドンドン受け入れてしまう…

そんなゲームに一息ついた時、


シオ「コウジ君みたいにあまり飲みに出ないんですか?」


ハル「うん…自分で仕事してるから忙しくてね…結婚も…」



その会話にすかさずコウジ君が入ってくる。


コウジ「シオチャン!俺みたいって…」


シオ「いい意味だよ!息抜きに飲みに出てるんだよね♪」







他愛のない会話で盛り上がり
あっという間に2時。



お店の閉店の時間。





コウジ「この後行くっすか?」

シオ「行くぅ〜♪」


コウジ「ハルチャンもマスターも行くっすよね?」


マスター「おう!」


ハル「俺は……」


シオ「え?一緒に行こうよ♪行くのは前ハルサンが働いてたバーですよ!今日リニューアルのプレオープンなんで身内が集まってるみたいな感じなんですよ♪」


ハル「…じゃ少し行こうかな?」

シオ「ママもきっといますよ♪」


ハル「ママはどうでもいいけど…」



と苦笑い。
それに皆で笑ってた。







マスター「シオチャン!先にこいつらと行ってて。向こうには4人で行く事伝えてあるからね。俺は締めてからすぐ行くから!」


シオ「解りましたぁ〜♪」


シオ「じゃ行きますか?」


コウジ「朝までっすよ〜♪」


シオ「もちろん♪」







系列のバーまでは歩いてすぐ。


3人で肩を並べて歩いてる…


つもりが…
私は昨日の二日酔いと今日の大量のお酒でフラフラ…。




コウジ「シオチャン真っ直ぐ歩けてないっすよ!」


シオ「うっさぁ〜い(笑)」





陽気に先を歩くコウジ君。

その後ろを千鳥足で陽気に歩く私。

その更に後ろに今にもアスファルトに倒れそうな私を心配そうに見つめながら付いててくれるハルサン………。
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