※これは、ラブコメです。 ーブスの仕返しー
苦くて甘い私の初恋・・・・
それに終止符を打つときが来た。
「愛子、俺!!「葵くん」
私は涙をふいた。
最後くらい笑っていたい。
だって・・・・・
「私にとって葵くんは、すごく大事な人だったよ」
今まで、葵くんのことを一度でも忘れたことはなかった。
葵くんのことを、ふと、思いだしては、胸がぎゅっとなり、苦しくなって、それでも、大好きで・・・・、忘れたくても、忘れられない、その相反する気持ちを私はずっと大事にしてきた。
「今まで、ありがとう。元気でね」
私は飛びっ切りの笑顔でこう言った。
“バイバイ、葵くん”