離婚、しませんか?
それに、もどかしい熱が溜まり続けたせいで堪え切れずもじもじと擦り合わせてしまう太腿には、さっきからずっと……。
ワンピ越しでもハッキリと分かる。
私にのしかかった魔王の、その、か、固くって熱いナニかが当たって、当たって、当た……。

「っあ、……ぁ、も、それ、やめ、てっ」

言葉とは裏腹に、触れられてもいない私の奥までもがびくびくと淫らに脈打ちながら蜜を溢れさせ、満たされないなにかを強請るように腰を揺らしてしまう。

「止めて?嘘つきだね、この小鳥ちゃんは……」

そう言って、益々ナニを押しつけてくる魔王。確信犯じゃないかーーーっ!
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