シグナル
そして金曜日の放課後、
予定通り岡島と武田の二人は坂田家を訪れた。
岡嶋がインターホンを押すが、
やはりこの日も居留守を使っている。
岡嶋が諦めずに、
インターホンを押し続けると、
三度目にようやく美智代が出てきた。
「何ですか何度も!」
怒りながら出てきた美智代に対し、
挨拶をする岡嶋。
「こんにちは、
何度もすみません…
今日は昨年の担任だった武田先生にも来て貰いました。
何とか武彦君と会わせて貰えませんかね…」
この時、
いちいち追い返したり居留守を使うのが面倒になった美智代は、
仕方なく会わせる事にした。
「分かりました、
どうぞお上がり下さい…」
美智代は岡嶋達をリビングに案内する。
「呼んできますから待っててください!」
数分後、
リビングで待つ岡嶋達の下に武彦がやって来た。