物憂げな彼
今日は
人生は悔恨の情が尽きない

自分は無鉄砲だからだろうか

そんなことを漠然と考えながら

いつものように電車に乗り学校から家に帰ろうとした

一車両目の二番目のドアの近くの座席に今日はいた

私よりも少し年上だろうか

アッシュブラウンの髪で愁いを双眸に湛えた端正な顔の彼

ちらちらと彼を見つめた

もちろん気づかれないように

たまに見かける彼のことが気になるのは

整った顔立ちをしているからではなく
いやそれもあるかもしれないが

あの日以来のことだ

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