【完】Angel Heart
「じゃあ、どうしたらいいの?」
一度、そう聞いたことがある。
もしかして、と淡い期待を胸に。
だけど、返ってきたのは長い沈黙と、
「…自分で考えれば?」
という、とってもつれない一言だった。
ほんの一言、「行かなきゃいい」とさえ言ってくれたら、もう二度と呼び出しになんか応じないのに。
「実楽は冷たいなー…」
「なんでよ?!」
「そういうとこもかわいいけどね」
「はぁ?訳分かんない!」