[完]全力恋奏~音に乗せて~
金魚すくいは、飯倉くんが3匹、紅ちゃんが1匹、新村くんが2匹…私が0匹でした
金魚すくい…小さい頃から苦手だったの忘れてた…
飼いたかったなぁ…
かなり落ち込んでいたようで、
「おっちゃん、この金魚、1匹ずつに分けてもらえない?」
「おお!兄ちゃんいいよー!」
そして、新村くんがその分けてもらった金魚の1匹を私に渡す
「新村くん?」
「欲しかったんでしょ?あげるよ2匹もいらないしね(笑)」
「あ、ありがとう〜!」
嬉しくて思わず声が大きくなってしまった
そのせいか、周りの人達が少しこっちを見ていた気がする
「うん」
「あはは!柊羽照れてる〜!」
どことなく顔が赤いような新村くんにすかさず紅ちゃんがつっこんだ