[完]全力恋奏~音に乗せて~


先走ってしまったことに反省


「ご、ごめんなさい……」


「や、しずくが謝ることじゃないからね?」


そんな話をしている間に、外はさっきまで夕焼けが輝いてたのに今は真っ暗


「わあっ!新村くんっ!」


「ん?」


「外!外が真っ暗だよっ!」


「だから、どうしたの(笑)」


「部活に戻らなくていいのっ?!」


そう、突然現れたけど、部活だよね?ジャージ着てるし


「あー、今日はね、もう終わりだからさ」


でも、ジャージ着てるし、嘘なんじゃないかって思ってると


「嘘なんかじゃないからね?(笑)」


こ、心を読まれてるっ!?


「待って、(笑)しずく顔に出すぎだから!」


「えぇっ?!そんなことないよっ!新村くんが超能力者なんだよっ!」


ほら、またお腹抱えて笑う…もう、真剣に話してるのにっ!

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