一途な御曹司は、ウブなお見合い相手を新妻にしたい
「でも真理愛は特別かな? 幼いころからずっと一緒に過ごしてきたから。……家族みたいな存在なんだ」
優しい声色で嬉しそうに話す南さん。
「真理愛がうちの会社に入ってくれて、僕の秘書として働いてくれて助かっている。……本当、真理愛には幼い頃から何度も助けられてきたから」
ズキズキと胸が痛む。こんな話、聞きたくない。
南さんは気付いていないのかな? 笹本さんの話をしている声が、びっくりするほど優しいものだってことに。
ゆっくりと離れていく彼の重み。そのスピードに合わせるように隣に座る彼を見つめると、顔を綻ばせていた。
「きっとこの先も、真理愛は僕にとってなくてはならない存在だと思う。だから今度、僕の方からちゃんと真理愛のことを紹介させて。……真理愛にもミャーのことをちゃんと紹介したいし。僕が好きなミャーだよって」
すると南さんはカップをテーブルに置き、私が手にしていたカップもテーブルに置くと、優しく包み込むように私の身体を抱き寄せた。
「僕にとって大切な人だって、しっかりと紹介させてね」
囁くように放たれた言葉に、胸がキュンと鳴ってしまう。
優しい声色で嬉しそうに話す南さん。
「真理愛がうちの会社に入ってくれて、僕の秘書として働いてくれて助かっている。……本当、真理愛には幼い頃から何度も助けられてきたから」
ズキズキと胸が痛む。こんな話、聞きたくない。
南さんは気付いていないのかな? 笹本さんの話をしている声が、びっくりするほど優しいものだってことに。
ゆっくりと離れていく彼の重み。そのスピードに合わせるように隣に座る彼を見つめると、顔を綻ばせていた。
「きっとこの先も、真理愛は僕にとってなくてはならない存在だと思う。だから今度、僕の方からちゃんと真理愛のことを紹介させて。……真理愛にもミャーのことをちゃんと紹介したいし。僕が好きなミャーだよって」
すると南さんはカップをテーブルに置き、私が手にしていたカップもテーブルに置くと、優しく包み込むように私の身体を抱き寄せた。
「僕にとって大切な人だって、しっかりと紹介させてね」
囁くように放たれた言葉に、胸がキュンと鳴ってしまう。