一途な御曹司は、ウブなお見合い相手を新妻にしたい
「無理もなにも、いつかは気持ちを伝える日がくるだろ? それが早いか遅いかじゃん」
「そうだけどっ……!」
「だったら今すぐにでも行ってこい! こういうのは、早い方がいいんだ。……一度好きだなって思った相手ができたら、気持ちは加速するばかりだろ? どうするんだよ、散々好きになった後で、南さんにやっぱり美弥じゃなくて、幼なじみの方が好きだって言われたら」
「それは……っ」
あり得そうな話に、言葉に詰まる。
今は私のことを好きって言ってくれているけれど、もしかしたら南さんは自分でも気づかないうちに、笹本さんのことがずっと好きだったのかもしれない。
そんな気持ちに彼が気づいてしまったら?
「そうなる前に俺はハッキリさせるべきだと思う。美弥が南さんのことが好きなら尚更な」
「海斗……」
ポツリと彼の名前を口にすると、海斗はクスリと笑った。
「そうだけどっ……!」
「だったら今すぐにでも行ってこい! こういうのは、早い方がいいんだ。……一度好きだなって思った相手ができたら、気持ちは加速するばかりだろ? どうするんだよ、散々好きになった後で、南さんにやっぱり美弥じゃなくて、幼なじみの方が好きだって言われたら」
「それは……っ」
あり得そうな話に、言葉に詰まる。
今は私のことを好きって言ってくれているけれど、もしかしたら南さんは自分でも気づかないうちに、笹本さんのことがずっと好きだったのかもしれない。
そんな気持ちに彼が気づいてしまったら?
「そうなる前に俺はハッキリさせるべきだと思う。美弥が南さんのことが好きなら尚更な」
「海斗……」
ポツリと彼の名前を口にすると、海斗はクスリと笑った。