一途な御曹司は、ウブなお見合い相手を新妻にしたい
「チケット買ってくるから待ってて」
「あ、でも……!」
「いいから。デートなんだから今日は全部僕の奢り」
お財布を出そうとしたけれど止められ、南さんは窓口に並ぶ列の最後尾に向かった。
いいのかな? 素直に甘えることにし、戻ってきた南さんと共に動物園の中へ入っていく。
日曜日ということもあって、なかなかの混雑具合だった。
「やっぱり混んでいますね」
「うん、びっくり。それに入場料も安くて驚いたよ」
近くにあった園内マップを手に取りながら話す南さんに、ある疑問が浮かび上がり、思わず聞いてしまった。
「もしかして南さん、上野動物園に来るの、初めてだったりします?」
すると南さんは苦笑い。
「あ、やっぱりバレちゃった? 実は僕、動物園自体来るの初めてなんだ」
「え、嘘ですよね?」
信じられなくて聞き返してしまう。
動物園なんて、幼い頃必ず行く場所だよね。
家族で行かなくても幼稚園や小学校低学年で行ったりするものじゃないの?
「あ、でも……!」
「いいから。デートなんだから今日は全部僕の奢り」
お財布を出そうとしたけれど止められ、南さんは窓口に並ぶ列の最後尾に向かった。
いいのかな? 素直に甘えることにし、戻ってきた南さんと共に動物園の中へ入っていく。
日曜日ということもあって、なかなかの混雑具合だった。
「やっぱり混んでいますね」
「うん、びっくり。それに入場料も安くて驚いたよ」
近くにあった園内マップを手に取りながら話す南さんに、ある疑問が浮かび上がり、思わず聞いてしまった。
「もしかして南さん、上野動物園に来るの、初めてだったりします?」
すると南さんは苦笑い。
「あ、やっぱりバレちゃった? 実は僕、動物園自体来るの初めてなんだ」
「え、嘘ですよね?」
信じられなくて聞き返してしまう。
動物園なんて、幼い頃必ず行く場所だよね。
家族で行かなくても幼稚園や小学校低学年で行ったりするものじゃないの?