moon~満ちる日舞う少女~【上】





修「俺は舞月にすっげぇ、憧れてるけど…今の俺があるのはある人のおかげなんだ。」



ある人?



修「…めちゃくちゃ荒れてる時期があってさ、その時助けてもらって…俺に希望をくれた人。…だから俺は自分で族をつくったんだ。…その当時から憧れたのは夜舞だけど…でも…。そんな族を俺も作りたいって思った…」



修也…


修「ってまじ俺小っ恥ずかしいこと言っちまったつーの!!!忘れろ!!!」



顔の赤い修也をみてなんだから笑いが出てきた。それは私だけじゃなかったらしく、勝や順太郎も笑っていた。…まぁ、香月はなんだか落ち着きのない変な顔してたけど。






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