moon~満ちる日舞う少女~【上】





祐「…そうか。美月が月龍を信じても信じなくても、美月の…自分の思いに従って動けよ。…美月はそこも含めて美月なんだからな」



祐さんはいつだって私を甘やかしてくれる。私が私を信じられるように…おまじないをかけてくれるように。



美「ありがとうございます」



祐「お礼言われることなんて言ってねぇよっ!…ってことで桂の話に戻すかっ!」



美「はい!」



色は茶色で舞月のときよりも短く、ボブにした。



祐「じゃあできたら連絡するから!」



美「お願いします」



私は祐さんと、日向さんにお礼を言って家に帰り出した。


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