The multidimensional universe
「フン」

ウラヌスは向き直る。

「ソイツはご苦労な事だが…宇宙警備隊の信頼が失墜したのは、テメェらが不甲斐なかったせいだろう。自分の実力を棚に上げて、俺達を悪者扱いするんじゃないぜ。誰のお陰で、神気取りの異星人や第44銀河の統括者が倒されたと思ってやがるんだ」

「へっ、だから…」

ゼロは猛ダッシュで突っ込んでくる!

「実力でそれを思い違いだって分からせてやろうってんじゃねぇか!」

大きく振りかぶっての拳を放つゼロ!

ウラヌスは地面を軽く蹴って空中に逃げるが。

「甘いぜ!」

ゼロはすぐにそれを追って跳躍、ウラヌスよりも高く上昇し。

「何っ!」

回し蹴りで地面へと蹴り落とす!

雪煙を上げ、叩き付けられるウラヌス。

そんな彼に。

「でぇええぇえぇぇえぇいっ!」

再び炎を纏ったゼロの蹴り!

「くっ!」

ウラヌスは素早く地面から飛び退いた。

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