time~元暴走族豊×キャバ嬢カナ~
何故かガタガタと震えだす、右手を左手で押さえ付けた。
頭の中には“どうして?”がいっぱいなのに、声すら出すことが出来ないでいる。
「久しぶりだね」
優しく微笑んでくれる翔は視界に入っているけど、あたしの瞳はその隣に座る男を捕らえていた。
金髪だった髪の毛は黒くなり、肌も小麦色になっている。
3年前より、男っぽくなった豊が今目の前にいる。
……あたしの店にいる。