【新】レンタルフレンド~お友達をお貸しします~
幸代と一緒にエレベーターで25階に到着した。
『人材派遣会社「ハッピーライフ」』
エレベーターを出たのと同時に、その会社名が視界に入った。
オフィスの中に足を踏み入れると、当たり前だが何人かの人たちが仕事をしていた。
電話応対をしている人やパソコンの画面を見て仕事をしている人などと、さまざまだ。
「はい、来週の木曜日にある披露宴に友達として2人を派遣して欲しいですね」
「ビラ配りの人出が足りないからお手伝いが欲しいと」
その様子を横目で見ながら、小夜子は幸代の後ろをついて行った。
「こちらでお待ちください」
幸代が目の前のドアを開けたので、小夜子はその中に入った。
会議室のようだった。
「すぐにお呼びいたしますので、お席に座ってお待ちください」
「はい、わかりました」
幸代がドアを閉めたので、小夜子は近くの椅子に腰を下ろした。
頭の中で昨日の夜に考えた質問への答えを整理すると、小夜子は何度目かの深呼吸をした。
コンコンと、ドアがたたかれた。
「はい」
小夜子がドアに向かって返事をすると、
「失礼します」
黒髪の美しい女性――由紀恵が入ってきた。
『人材派遣会社「ハッピーライフ」』
エレベーターを出たのと同時に、その会社名が視界に入った。
オフィスの中に足を踏み入れると、当たり前だが何人かの人たちが仕事をしていた。
電話応対をしている人やパソコンの画面を見て仕事をしている人などと、さまざまだ。
「はい、来週の木曜日にある披露宴に友達として2人を派遣して欲しいですね」
「ビラ配りの人出が足りないからお手伝いが欲しいと」
その様子を横目で見ながら、小夜子は幸代の後ろをついて行った。
「こちらでお待ちください」
幸代が目の前のドアを開けたので、小夜子はその中に入った。
会議室のようだった。
「すぐにお呼びいたしますので、お席に座ってお待ちください」
「はい、わかりました」
幸代がドアを閉めたので、小夜子は近くの椅子に腰を下ろした。
頭の中で昨日の夜に考えた質問への答えを整理すると、小夜子は何度目かの深呼吸をした。
コンコンと、ドアがたたかれた。
「はい」
小夜子がドアに向かって返事をすると、
「失礼します」
黒髪の美しい女性――由紀恵が入ってきた。