お姫様は王子様!?

  「あー☆王子だぁ。
   っでもあの隣の女だれ??」






  「ずるーい。」






  などとおなじフロアにいた女の子が話していた。






  「茜。離れな。」






  「なに??光輝にみられるのやだ??」





  っは???




  茜には女の子たちの会話は耳に入っていないようだ・・






  「ってかなんで光輝とのこと知ってんの??まだそれは話してない。」







  「ッちっちっち。あまい。あまいよ。藍ちゃん。
   私はなんでもお見通しなのだよ。
   っていうのは嘘で・・・
   私は光輝とライバルなの。
   だから光輝から報告があったの。」







   なにを競ってたんだよ・・・・





  
  「はぁ。光輝は茜と接するときは態度かわるよね。」






   
  「なに??藍。嫉妬???」





  「そーいうわけじゃないけど・・・
   なんていうか・・・・
   子供みたいになる??って感じかな??」






  「はは((笑なんか私がバカにされてるみたい☆
   でも、私的には十分藍にも態度かえてるよ??」






  「ないない。普通にいつもの光輝だもん。」





  「はぁ。光輝もかわいそうに・・・・ 
   鈍感さんに・・・気づいてもらえない苦労か・・」







  「何??茜なんていったの???聞こえなかった。」





  


  「なんでもないよ♪」






  そんな会話で教室に戻ると・・・





  「藍!!!茜も!!!!!」






  普段あまり取り乱さない美加が青白い顔をして待っていた。












  
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