愛しのフィアンセ様
怖がる、遥…
なんて可愛いんだろう…

体を震わせて口調だけは一丁前

「 遥ー…ごめんなさい、は? 」

「 ご、ごめんなさい!! 」

どうせそのごめんなさいも心から思ってるわけじゃないもんなぁ

俺はできるだけ遥を傷つけたくないから
優しく優しく振舞ってあげる

本当は噛み殺したいくらいに愛してるのに
今すぐにでもその細い腰に抱きついて
優しく背中を撫でて…って、

そんなこと俺がいきなりしたら
遥は怖がってきっと逃げちゃうから

ゆっくりゆっくり、飼い慣らしてあげようと思うんだ

なぁ、遥

遥は一生俺のものなんだよ、?
それはね、最初から決まってたことだと思うんだ

そう、それは
ずっとずっと決まってたこと。



< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop