初恋の幼馴染み~彼がホストになっていたら~
先程までの下手なナンパのようなホストのガツガツしたトーンではなく、落ち着いて優しく囁くように話す声も優輝の武器。


「名前は何て言うのかな?」


「友梨です……」


「可愛い名前だね?柔らかい雰囲気で可愛い友梨ちゃんにぴったりだね?」


そう言って頭を優しく撫でてくる優輝に、頬を真っ赤に染める友梨。


可愛いと言われると、誰だって嬉しい。


それに頭を撫でられると、心地よくて暖かい気持ちになってくる。


そんな優輝の魔力に飲み込まれそうになっていた。


「ユリの花言葉って知ってる?」


「んと…………知らないです」


「ユリの花言葉は純粋なんだ。
その白いワンピースが、友梨ちゃんの純粋さをさらに際立たせてると思うよ?
それに少し大人っぽく見えるから素敵だと思うな。」


「本当ですか?私、子供っぽく思われるから、少し大人っぽい服を選んだつもりなんですけど……」


友梨の背伸びをしたい気持ちなんて、顔と服を見ただけで簡単に見抜いた優輝。


「全然子供っぽいなんて思ってない。
似合ってると思うよ?
俺、友梨ちゃんみたいな女の子好きだなぁ……
俺みたいなのに好かれても困るよね?」



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