初恋の幼馴染み~彼がホストになっていたら~
軽いノリの人は嫌。


チャラい男は嫌。


なんて言っていても、結局10代の女の子のほとんどは男の顔面偏差値で決まる。


同じ言葉でも好きなタイプの顔でなければ、心に響くことはない。


友梨だって例外ではなく、王子様のような男に「好き」なんて言われれば素直に嬉しいと思った。


「好き…………?ちょっと恥ずかしいですけど、嬉しかったです…………」


博学を織り混ぜて褒めちぎり、好きという言葉をはっきりさせる優輝に、先程までのホストと違って、心を揺さぶられる。


こういう人が彼氏だったら…………


少女漫画のヒロインみたい…………


純くんも仕事中はこんな感じなの………… ?


純くんに好きって言われた時は、本当に嬉しかったなぁ…………


ぼんやりと純との思い出と、優輝の話術を重ね合わせながら、妄想にふけっていた友梨が思い出したのは、中学3年の春の出来事だった。


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