サムライ君とメガネちゃん
「…今日のところは、ひとまず安静ね

明日はシャンと起きて、学校へ行けるわ」

レイコさんにうながされ、私たちは寝室を

出る

ミハルちゃんに続いて寝室を出ようとした

その時

「ううっ」という小さな声を聞いて、私は

思わず振り返る

テツ君が…

私はとっさに、寝ている彼に駆け寄る

彼はちょっと苦しそうな表情を浮かべ、仰

向けになって寝ている

もう、本当に、大丈夫なのかな

苦しそうだけど…

レイコさん、呼びにいかなくて大丈夫かな

彼女は「もう一安心」って言ってたけど…

…彼の表情を窺う

額に、うっすらと汗をかいている

私は制服のポケットからハンカチを取りだ

し、そっと額の汗をふく
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