サムライ君とメガネちゃん
目の前の巨大な港町

その港に浮かぶ、大小様々な船を見下ろし

ながら、私は急な坂を降りていく

小さい交差点を右に曲がり、

しばらく平坦な道を歩いていくと、また右



今度は急勾配の上り坂。

坂の頂上にある高校まで、延々登ってい

かなければならない

登山だ。毎日。

まったく、昔の人は、何故こんな山の斜

面に街を造ったのだろう。

ふうふう、はあはあ、

運動不足にはこたえるわ。
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