サムライ君とメガネちゃん
ミハルちゃん、いや隊長はそのうちこそこ

そあるきをやめ、いつもののっしのっし歩

きに戻っている

やはり「こそこそ」は性にあわないらしい

………

「こんなことしてていいのかな」

と私が思い出した…その時

ドンッ!

という音と共に、私たちの足元に何

かが散らばった

「え、えっ?」

私が驚きの声をあげるのと同時に

「ああー、ご、ごめんなさい!」

とミハルちゃんが大声をあげた

目の前には、

黒いビジネススーツに身を包んだ、20代半

ばの女性

ちょっと茶髪っぽいロングヘアー

全体的に冷たい雰囲気のするその女性は、

能面のような顔で私たちを見つめている

どうやら、ミハルちゃんは尾行に熱中する

あまり、前方不注意となり、女性の

買い物かごに激突してしまったらしい
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