泥酔ドクター拾いました。
毎回自分の担当している患者さんのカンファレンスには用意周到で臨む。それはこの5年間変わってなくて、いい看護をするために色々な職種と協力して、患者さんには笑顔で退院してほしいからだ。


もちろん、今日のカンファレンスだって用意周到に準備を行ってきた。万全の状態で臨んでいるっていうのに、カンファレンス中に大和田先生の横顔を見つめて、大和田先生のことばかり考えてしまっていた。

「……看護からの情報は以上です」


準備してきた現状を何とか伝え終わると、私は大きく肩で息を吐く。

ふと右側から視線を感じて、そちらに視線を移すと私を見つめていたのは大和田先生。

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