私はきっと、明日もあなたに逢いにいく
「ふふ」
本当にくだらない。
作った人も観る人もお気楽すぎ。
現実はもっと打算的で汚くてどうにもならないことで溢れてるというのに。
みんなそういうのからは目を背けて自分だけは違うと、自分だけは大丈夫と思い込んで。
「何?何か面白そうなのあった?」
いつの間にかすぐ隣に先輩が立っていて、目線をポスターに向けながら訊ねてくる。
「観てただけです。
色んな作品があるんだなぁと思って」