私はきっと、明日もあなたに逢いにいく
朔は初めて会った時と同じ、何も知らない笑みを浮かべながら、
「良かった」
とか言って、私の手を引いて歩き出す。
「ちょっと、何?どこ行くの?」
「いいから僕に任せて」
任せるって何を?
親も友達も朔がどうにかできる問題じゃないのに、一体何を任せればいいの?
だけど何を聞いても答えてくれないような気がして。
と言うかきっと朔は何も考えてすらいないだろうから。
私は仕方がないから手を引かれたまま朔の少し後ろを歩き続けた。