私はきっと、明日もあなたに逢いにいく
格好いいなと思った。
ハナはただ歩くだけでもあんなに誇らしげに歩いている。
僕も、ただ話すだけ。
せめて挨拶だけでも、堂々と言ってみようと思えた。
けど……、挨拶で精一杯だった。
それでも僕は叔母さんに話しかけることができなかった。
何を話しかければいいのか分からなかった。
どんな顔で話しかければいいのか分からなかった。
だから、叔母さんにそう思われても仕方がないことなんだと思った。