魔法使いの巫女少女Ⅰ
「慎って、ナルシストだったの?」
そういった未来の言葉が脳内で何度も再生される。
いや、まて。おかしいだろ?
なんでそうなるんだよ。
ってか、自分ってそんな奴だって思われてたわけなのか?
ルックスに自信がないと言ったら嘘になる。
勉強だってそこそこにできるし、何よりもSクラスだ。
優秀な人の集まっているクラスに在籍しているから自信がある。
でもこの状況で出される答えがこれってないだろう―。
普通ならば……。
(あぁ、そうか。)
言葉にしなくてもわかるだろう。
そんな考えが間違っていたのだ。
そう思えばあとは直球で言うしかない。
そう放心状態で導き出した答えを未来に向かっていった。
「未来だよ…。」
「えっ…?」
未来は聞こえなかったのか聞き返してきた。
慎は恥ずかしく思いながらももう一度言った。
「だーかーらー、未来が好きなんだってばっ!」
そういわれて未来の頬がだんだんと赤くなってきた。
「わたし・・・?」
「そうだよ!それなのに、ほかの人の名前上げて!挙句にナルシストだって勘違いもして!」
慎は怒ったように言ったが未来には届いていなかった。
(わたしがすき・・・?)
そんなことはあり得ないと思っていた。
(私のこと、好きだって言った人今までいなかったのに…?)
「冗談だよね…?」
未来は信じられないというようにつぶやいた。
「本気だよ。」
慎はまっすぐに未来を見ていった。
「僕のすべてをかけて誓います。神崎慎は、神木未来のことを幸せにします。」
「……。」
未来からは何の返答もない。
それでも慎は未来の言葉を待った。
「幸せ…?私が…?」
「もう一人で苦しまなくていいんだよ。これからは僕も一緒に抱えるから。」
「もういいの…?」
「うん、だってこんなに長いこと苦しんだんだよ。これからは未来も幸せにならないと。」
「そんな資格私にはないのに…?」
「人は生まれながらに幸せになる資格があるんだよ。それは未来も一緒だよ。」
「たくさんの人を殺したのに…?」
「でも、そのことをしっかりと受け止めている。」
「慎以外の人たちは許さないとしても…?」
「そうしたら、一緒に戦ってあげる。今までも、これからも―。」
そういわれて未来は泣いた。
慎の腕の中で―。
本当に許せなかったのは未来自身だった。
人を殺してしまった自分には幸せになる資格がないのだと―。
だから、目を背けていた。
自分の気持ちにも、人の恋心にも―。
しばらく泣いた後、未来は笑顔で言った。
「私のすべてをかけて誓います。神木未来は神崎慎を信じ、幸せにすることを―。」
そうして、契約が成立した。
結婚なんてそんな贅沢は言わない。
それでも生きている限り、死んだあとだって。
この手を離さないと―。
そして未来は言った。
「ありがとう。」
そして帰ろうと―。
そういった未来の言葉が脳内で何度も再生される。
いや、まて。おかしいだろ?
なんでそうなるんだよ。
ってか、自分ってそんな奴だって思われてたわけなのか?
ルックスに自信がないと言ったら嘘になる。
勉強だってそこそこにできるし、何よりもSクラスだ。
優秀な人の集まっているクラスに在籍しているから自信がある。
でもこの状況で出される答えがこれってないだろう―。
普通ならば……。
(あぁ、そうか。)
言葉にしなくてもわかるだろう。
そんな考えが間違っていたのだ。
そう思えばあとは直球で言うしかない。
そう放心状態で導き出した答えを未来に向かっていった。
「未来だよ…。」
「えっ…?」
未来は聞こえなかったのか聞き返してきた。
慎は恥ずかしく思いながらももう一度言った。
「だーかーらー、未来が好きなんだってばっ!」
そういわれて未来の頬がだんだんと赤くなってきた。
「わたし・・・?」
「そうだよ!それなのに、ほかの人の名前上げて!挙句にナルシストだって勘違いもして!」
慎は怒ったように言ったが未来には届いていなかった。
(わたしがすき・・・?)
そんなことはあり得ないと思っていた。
(私のこと、好きだって言った人今までいなかったのに…?)
「冗談だよね…?」
未来は信じられないというようにつぶやいた。
「本気だよ。」
慎はまっすぐに未来を見ていった。
「僕のすべてをかけて誓います。神崎慎は、神木未来のことを幸せにします。」
「……。」
未来からは何の返答もない。
それでも慎は未来の言葉を待った。
「幸せ…?私が…?」
「もう一人で苦しまなくていいんだよ。これからは僕も一緒に抱えるから。」
「もういいの…?」
「うん、だってこんなに長いこと苦しんだんだよ。これからは未来も幸せにならないと。」
「そんな資格私にはないのに…?」
「人は生まれながらに幸せになる資格があるんだよ。それは未来も一緒だよ。」
「たくさんの人を殺したのに…?」
「でも、そのことをしっかりと受け止めている。」
「慎以外の人たちは許さないとしても…?」
「そうしたら、一緒に戦ってあげる。今までも、これからも―。」
そういわれて未来は泣いた。
慎の腕の中で―。
本当に許せなかったのは未来自身だった。
人を殺してしまった自分には幸せになる資格がないのだと―。
だから、目を背けていた。
自分の気持ちにも、人の恋心にも―。
しばらく泣いた後、未来は笑顔で言った。
「私のすべてをかけて誓います。神木未来は神崎慎を信じ、幸せにすることを―。」
そうして、契約が成立した。
結婚なんてそんな贅沢は言わない。
それでも生きている限り、死んだあとだって。
この手を離さないと―。
そして未来は言った。
「ありがとう。」
そして帰ろうと―。