魔法使いの巫女少女Ⅰ
「はぁ~、ようやくお役御免か―。長かったなー。」
『あなたの作りだした世界もなかなかに楽しかったですよ。』
「あら、悪魔ってそんなジョークも言えたの?」
『まさか、本心ですよ。』
「でも、そう思っている人は少なかったみたいよ。」
少なくとも、あの少女はそう思っていなかったみたいだし。
それでもと、スキアは言った。
『私が召喚されたのは、今回が2度目。同じものに召喚されるとは思いませんでしたが。』
それでも楽しめたといった。
「そう、それはよかったわね。」
初代はそう答えた。
「それで?」
『はい?』
「あなたはこれからどうするの?」
『この世界でのんびり過ごすことにしましょう。』
「あら、優しいのね。」
『あの少女が作った世界より、この世界のほうが私にとっては居心地がいいので。』
「ふ~ん、まっ、そういうことにしておいてあげる。」
『感謝します。』
「まぁ、私としても話し相手ほしかったし。」
そういった意味では助かるわと初代は言った。
「あっ、でも一つ訂正しないとね。」
『何をでしょう?』
「あの少女一人では出なかったであろう次の世界。」
『まさか、彼が関わっていると…?』
「本人はそんな気がなかっただろうけど。でも、収まるべきところに収まったみたいだし。」
今回は成功したことにしましょう―。
それを聞いて、スキアは笑った。
『あなたも随分人間らしいことをおっしゃるようになりましたね。』
「失礼ね、私は元から人間よ。」
『それは失礼しました。』
そういいながら、二人は新しき世界を見ていた。
誰に縛られることなく、運命なんてものを気にしなくていい―。
そんな少年少女の夢物語のような世界を―。
『あなたの作りだした世界もなかなかに楽しかったですよ。』
「あら、悪魔ってそんなジョークも言えたの?」
『まさか、本心ですよ。』
「でも、そう思っている人は少なかったみたいよ。」
少なくとも、あの少女はそう思っていなかったみたいだし。
それでもと、スキアは言った。
『私が召喚されたのは、今回が2度目。同じものに召喚されるとは思いませんでしたが。』
それでも楽しめたといった。
「そう、それはよかったわね。」
初代はそう答えた。
「それで?」
『はい?』
「あなたはこれからどうするの?」
『この世界でのんびり過ごすことにしましょう。』
「あら、優しいのね。」
『あの少女が作った世界より、この世界のほうが私にとっては居心地がいいので。』
「ふ~ん、まっ、そういうことにしておいてあげる。」
『感謝します。』
「まぁ、私としても話し相手ほしかったし。」
そういった意味では助かるわと初代は言った。
「あっ、でも一つ訂正しないとね。」
『何をでしょう?』
「あの少女一人では出なかったであろう次の世界。」
『まさか、彼が関わっていると…?』
「本人はそんな気がなかっただろうけど。でも、収まるべきところに収まったみたいだし。」
今回は成功したことにしましょう―。
それを聞いて、スキアは笑った。
『あなたも随分人間らしいことをおっしゃるようになりましたね。』
「失礼ね、私は元から人間よ。」
『それは失礼しました。』
そういいながら、二人は新しき世界を見ていた。
誰に縛られることなく、運命なんてものを気にしなくていい―。
そんな少年少女の夢物語のような世界を―。