私が愛してる君と、君が好きな私








「——————っ。」



だめ。ダメだってわかってるのに。



君のこと大好きな私の手は、大好きな君の髪をなでる。



大好きな、君のほっぺを触る。




「ふふっ。やっぱりかわいい。」



のどに引っかかったように声が出ないのは、きっと、寝ている君のために、勝手に喉が声を調節してくれたから。



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