それでもいいって、いったじゃん。
彼の嬉しそうな顔に、

「この幸せが2人の中で終わる日なんかこなくていい、この幸せが続いてしまえ」と願った。


息を吹けば消えてしまうような、
糸よりも細く脆く弱い繋がりであることを忘れてしまいたかった。


ホッとした彼のその顔を、
いつまでも見ていたいと思ったんだ。
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