それでもいいって、いったじゃん。
彼女は不気味なほどに淡々と、
話し始める。
「ずーっと、昔にね。。愛し合ってはいけない2人が、愛し合ったんだって。
叶わない恋と知っていた2人に、逃るなんて考えはなくて。
一緒に身を投げる決意をしたの。
首を吊ろうか海へ飛び込もうか、
2人は毎晩悩み、愛を確かめ合った後には必ず手を握りしめ、2人でどうやってこの身を消そうか相談しあった。
その結果ね、どうしたと思う?
川に身を投げる?
山から飛び降りる?
2人は、
ただお互いの首を深く切り、死んでいったよ。男は女の。女は男の首を。」