___BlueSky -罪と愛と友情と-___




海side







光希「先輩、理由...聞いてもいっすか?」








屋上へ行くと、光くんがもう来ていて
太陽の存在を無視するかのように話し出した。


理由、は








海「よく分かんないけど...光くんは後輩として好きかな、、ごめんなさい」








光くんは
付き合うとか、そう言うんじゃない気がするから

ごめんなさい。

そう言って教室に戻ろうとした。


そしたら、







光希「じゃあ...好きな人、いるんすか」







光くんがそんな質問してきて、、

そんな人いないよ。
そう言いたいけど、何故か直ぐには口に出てこなかった。


この空気が、耐えられない。
緊張して言葉か上手く出てこない。



そんなときに








太陽「こいつ、俺が好きなんだよね」







そう言って、肩に手を回された。

太陽は、いつも助けてくれる。
昔も、今も、ずっとずっと。








太陽「だからダチでいてやってよ」







いつも、そうやって然り気無く気を使って

それが太陽なりの優しさだって
私は知ってるよ。






太陽の言葉で『分かりました。でも諦めません!』

そう言って屋上を出ていった光くん。



ごめんね、ありがとね。光くん。









海「私太陽のこと好きだったの?」



太陽「さぁ?」








太陽も、助かったよ。

ありがと。







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