メープル*パンケーキ【2巻】*Happiness story*
『え…あ…?』
楓さんの発言に思わずハッとする。
確かに…前まではこういう派手な人と話したり、目を合わせるのが苦手だったけど何故か今は普通に話が出来てるから。
「―あ、幾斗戻って来たよ。うわ、めっちゃ機嫌良さそう~。」
楓さんが言う様に軽い足取りで戻って来て、隣に腰を下ろすと嬉しそうに顔を覗き込まれる。
「夏音さん!来週、祖母ちゃんの家行く為の休み取れたよ!しかも、ゆっくり過ごせそうだよ♪」