奏でるものは~第4部 最終章~



驚き過ぎて固まったまま動けなかった。


「楽器は如月家から……」


思わず優人さんに抱きついた。


まさかのプレゼントだった。



「ありがとう」



ここが私の家、なのだ。



その時


ピンポーン


と鳴り響いた。





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