音を紡ぐ
そう言うと私の頭を抑えて優しくキスをする。


突然の事にびっくりして私は顔が赤くなる。


2回目のキスは長くて、立っていられなくなりそうだった。


唇が離れると斗季はまたな。ともう一度言って帰った。


私はベッドにダイブした。


「今のは・・・・・不意打ちすぎる。あんなの、ドキドキするに決まってるよ/////」


誰もいない病室に呟くと突然、スマホが鳴った。


[今日どうだった?私はいつも通り楽しめたよ!!また明日話聞かせてね!!]


朱里からだった。


良かった、楽しめたみたいで。


私は明日いっぱい話そうねと送って、パジャマに着替える。


そのままベッドに入って、ノートに今日のことを書いた。


また新しい経験が出来た。


突然眠気が襲ってきて、私は目を閉じた。


明日も、元気でいられますように。


それが私の今の願い。

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