初雪の恋
先生が、クラス全員に卒業証書を手渡しながら、一声かけて行く。
「神崎、卒業おめでとう。高校での勉強頑張れ。」
「ありがとうございます。」
先生と握手して、自分の席に座る。
私の手には、卒業証書。みんなに卒業証書を渡し、教室を見渡す。そして静かに先生が口を開く。
「みんな卒業おめでとう。明日からみんなそれぞれ、別々の道を歩くことになるが、けして、その道は平坦なものではない。」
みんな真剣な顔で、先生の話に耳を傾ける。