俺様社長と強引で甘々な結婚
「そんな、むくれんなって。心配しなくても優しーくしてやるから」

「もうっ!だからそうじゃなくて、もっと気の利いた言葉ないんですか?」

「なんだよ、どんなこと言ってほしいんだ?」

「それは、その・・・」


意地悪く笑いながら私の言葉を待ってる社長。どんなことなんて、好きだよとかこれからお前のこと、守っていくからとか、そういう甘いセリフ!とはこっぱずかしくて言えない。


「まあお前が期待してるような言葉は、『社長』呼びと敬語がなくなってからだな、いつまでお前は俺を社長って呼ぶつもりだ?旦那に社長なんておかしいだろうが」


「だって、何もかもが急で嬉しいけど、頭と体が追いつかないんですよ!時間ください。あまり待たせませんから」


「わかったよ、楽しみにしてるわ。可愛いだろうな、お前が狼狽えながら必死で俺の名前呼ぼうとしてんの」


この人は突然、可愛いとかそういう単語をさらっと入れてくる。


それにいちいち反応して、翻弄されている自分が悔しいけれど、それだけ好きだということなんだろうな。
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