EGOIST
「危ないと思うなら人に向けんな。まぁ、弾は抜いてるが」
「なんだつまんねぇ」
などとイアンが文句を言うが、彼の事である。
持った時点で弾が入っていないことには気づいている。
入っていようがいまいが、彼はダンテにその銃口を向けたのだろうが―――。
「で、これ持ってた野郎どもは小物だったんで殴って終わらせたんだが、こっちの方はどうすべきか意見を聞こうと思ってね。あ、一応画像はあるんで、煮るなり焼くなり怖いおっさん方に売りつけるなり好きにしてくれ」
「話を聞く限り、おそらく面白半分に手を出したチンピラでしょう。イアン」
「へいへい。そのおっさん達の足取り調べて売人割り出せばいいんだろ」
「お願いします。優先度は高くはないので時間のある時で構いません」
「りょーかい」
エレンの言葉に、イアンはヒラヒラと手を振った。
まもなくしてエレンが紅茶の入ったマグカップとルリジューズを乗せたトレイを持ってリビングへやってきた。
それらをローテーブルに並べ、ダンテの横に腰を下ろす。
「へぇ、ルリジューズか」
「えぇ。祖父のところへ行ったときにエルドレッドさんにいただきました」
「あいつ、顔に似合わずこういうの得意だよなぁ。絶対仕事間違ってるって」
イアンはさっそくルリジューズに手を伸ばす。
パク、と一口頬張り、その美味しさにうんうんと頷いている。
「なんだつまんねぇ」
などとイアンが文句を言うが、彼の事である。
持った時点で弾が入っていないことには気づいている。
入っていようがいまいが、彼はダンテにその銃口を向けたのだろうが―――。
「で、これ持ってた野郎どもは小物だったんで殴って終わらせたんだが、こっちの方はどうすべきか意見を聞こうと思ってね。あ、一応画像はあるんで、煮るなり焼くなり怖いおっさん方に売りつけるなり好きにしてくれ」
「話を聞く限り、おそらく面白半分に手を出したチンピラでしょう。イアン」
「へいへい。そのおっさん達の足取り調べて売人割り出せばいいんだろ」
「お願いします。優先度は高くはないので時間のある時で構いません」
「りょーかい」
エレンの言葉に、イアンはヒラヒラと手を振った。
まもなくしてエレンが紅茶の入ったマグカップとルリジューズを乗せたトレイを持ってリビングへやってきた。
それらをローテーブルに並べ、ダンテの横に腰を下ろす。
「へぇ、ルリジューズか」
「えぇ。祖父のところへ行ったときにエルドレッドさんにいただきました」
「あいつ、顔に似合わずこういうの得意だよなぁ。絶対仕事間違ってるって」
イアンはさっそくルリジューズに手を伸ばす。
パク、と一口頬張り、その美味しさにうんうんと頷いている。