危険なアイツと同居生活【番外編】





「サークルや部活は、さすがに四年生から入れないしなぁ。

居酒屋のバイトもしたんだけど、破壊的に料理が出来なくて、一日でクビになったよぉ」




泣きそうな蒼の言葉に、思わず笑ってしまった。

それにしても、料理が出来なくてクビだなんて。

あたしはなんとか料理が出来るようになったものの、蒼は料理の才能がゼロらしい。

いまだに鍋に穴を開けてしまう。



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