危険なアイツと同居生活【番外編】









「蒼への誕生日プレゼントだけど、俺からはこれ」




そう言って慎吾は、ゲームのソフトを取り出す。

某人気RPGだ。




「ゲームばっかりやって、内定取消しになればいい」



「わーい……」




蒼は乾いた返事をする。

そして、



「俺からは高級たこ焼き機だ。

……つっても、蒼はたこ焼きすら焼けないだろうな」




賢一はニヤニヤ笑っている。

そんな賢一に、



「焼けるもん!絶対焼いてやるもん!」



蒼は反論していた。


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