危険なアイツと同居生活【番外編】





「だから、戻りたかったらいつでも戻って来い。

どれだけプロデュースしても、Fが一番売れるから」



勝ち誇った顔で言う優弥さんに、



「これだから優弥は!

俺たちを商品だと思ってるんだよぉ」



蒼は泣きそうな顔で反論していた。




だけど、蒼を含めた三人はなんだか嬉しそうだった。

そしてあたしも嬉しかった。

Fは解散した訳ではない。

休止中だ。

三人は、Fという帰る場所があるんだ。

Fの活動再開する日が楽しみだ。




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