ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
って、私はなに考えてるのよっ!





今のなし!なしなし!





咄嗟にでた思考を消し去るように、頭を左右に振った。





やっぱ最近の私おかしい。





蓮なんて、ただの可愛い幼なじみなのに。





今までずっと、可愛い弟とか子供みたいとしか思ってなかったのに、最近はそういう目で蓮のことを見れなくなっていた。





蓮も大人になったってことかな。





とりあえずは様子見だね。


これ以上、進行することはないよね。





やれやれとため息を吐きながら、私は教室へと戻ったのだった。
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