ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
そんなことを思ったが、相手は先輩だし口には出せなかった。





他の三年生たちは見て見ぬふりをしているようで、誰も助けてくれなかった。





もうっなんなのよっ!


一年生の私を見捨てるなんて…





誰か、誰か助けてください。





「あの、私本当に大丈夫なので」


「気の強いとこも可愛いね♪」





だめだ。言葉が通じない。





ただ渉先輩を探してただけなのに、どうしてこんな目に遭うのか…





「じゃっ行こっか♪」


「えっ、ちょ…!」





先輩に腕を強く引かれ、無理矢理連れていかれそうになった。





「はい、すとーっぷ!」





そんな明るい声と現れたのは、渉先輩だった。





「え?…渉、先輩?」





突然の登場に私は驚いて目をぱちぱちとさせていた。
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