僕等のネイロ
「悠菜ー!!次音楽だって!!早く行くよぉ!!」
彼女は私の親友、桃山 玲菜。


「待ってー!!音楽の教科書がぁぁ」


「何??どうしたのよ??早くしないとチャイム鳴るって!!」


「よしッ準備できた!!行こう!!」
バタバタと走って音楽室に向かった。


「もぉッ運動不足だから走るの超ツライんですけどぉー!!」


「知らないッホラッ座ろ座ろ!!」


私と玲菜が席に着いた瞬間、チャイムが鳴った。
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